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このホームページについて
このホームページの管理人はsadanaiです。落語・歌舞伎好きが高じてこのペンネームに変更しました。旧ブログ「いにしえの伊勢」ではjyugemuと名乗っていました。
私は昭和63年から平成4年にかけて皇學館大學(現在は「皇學館大学」と表記するそうです)の学生でしたので、今でも伊勢にはとても愛着があります。現在伊勢の近代史のHPを運営していますが、学生の頃必修科目でした「近代史概説」は2年間かけて学習をしたぐらい近代史を避けていました。今思えばとても失礼な話ですが、1年目の後期試験では答案にダルマの絵を描きました。(M先生改めてごめんなさい。)
専攻は古代史でしたが、政治史は嫌いで、「『延喜式』に掲載されている海産物」をテーマとし、卒業論文を執筆しました。これは高校生の頃、樋口清之さんの『食と日本人』(講談社文庫)を読んで、食生活史を学びたいと思ったことがきっかけでした。一般試験で受験しましたがなぜか面接が有り、その際も「古代の食生活史を学びたい」と偉そうなことを言った記憶があります。
学生の頃は「考古学研究会」に所属していました。ゼミの指導教官であり、考古学研究会顧問のW先生をはじめ、O先生、諸先輩方・同級生・後輩の皆々様には、現役時代だけでなく卒業後も色々な面でご迷惑をおかけしたにもかかわらず、お世話を頂きまして本当に有り難うございます。
特に同期の方々を始め、一つ上の先輩方・三つ下までの方々には、卒業後も今に至るまでお付き合いを下さいまして、心より感謝申し上げます。
さらに卒業後も、このブログをきっかけとして、虎尾山の測量をなさっていたお二人や、あちこちの博物館の学芸員並びに教育者としてご活躍の皇學館大學考古学研究会に所属した方々と出会うことができたのも、とても喜ばしいことだと思っております。
平成10年に伊勢市郷土資料館で『岳のケーブルカー』という特別展が開催されていました。それを見に行き、朝熊山にケーブルカーがあったのを知りました。その後古本屋を巡っている時、伊勢のケーブルカーの絵葉書を手に入れました。これが古絵葉書を収集するきっかけとなりました。『岳のケーブルカー』の展示を行った伊勢市郷土資料館(当時)のK様には学生の頃から今に至るまで、ずっとお世話になっており感謝申し上げます。
私は、ただ絵葉書を集めるだけでは史料としての価値は低く、公開することによってはじめて史料の存在意義があると考えています。平成18年の年末にブロクなるものがあると聞き、その執筆を始めました。さらに、単に史料を紹介するだけではなく、現在の様子と比較をしようと考え、伊勢にお邪魔しては写真を撮りブログに掲載してきました。
しかし、令和2年6月6日操作ミスにより全てのブログ記事を消してしまいました。これを機に、ホームページの作成に挑戦することとしました。
ブログを始めてからの約15年間で伊勢も大きく変わりました。過去の記事を見ると、「現在の様子」と題して紹介している写真が、もはや「いにしえ」になっているものがあります。これからも伊勢の姿を残していければ良いと考えています。
伊勢にお邪魔する中で、多くの方々のお世話になっております。
伊勢市駅前右側にありました佐伯館ゆかりの山本雅則様との出会いは、私にとっても大きな転機となりました。(山本様は「ビジネスホテル山本」を経営なさっています。)また、山本様の地元のMISUZU様や吹上町のK様、楠部町のI様をご紹介下さるなど、近代史の探究について様々なご協力を得ています。それだけでなく、虎尾山の再生や学生時代に体験することのできなかった、お木曳き・お白石持ちなど様々な活動に参加をするきっかけを下さいました。
同じく伊勢市駅前の宇仁館ゆかりの阿竹満裕様・奥様、ブログがきっかけで私にご連絡を下さいました、初瀬街道研究家の飯田様・飯田様にご紹介頂きました、伊勢の郷土史研究家でHP「伊勢探訪記」管理人の秋田耕司様・S様には、歴史に関することだけではなく様々なことでご教示・お世話を頂いており、拝謝いたします。
また、前述の皇學館大學のW先生・O先生、皇學館大學史料編纂所所報『史料』編集のE先生・E先生、伊勢郷土史会のH様には拙文を紹介する場を下さいました。
この他にも拙ブログに関する写真を撮影する際や史料を探索する際に出会った方々には、私の不躾なお願いにもかかわらずとても優しく対応をして下さいました。
このように、消してしまったブログおよびこのホームページは、伊勢に縁のある皆様方のお陰で成り立っています。私sadaniに関わって下さった方々へ、厚く御礼申し上げます。また、皆様のご厚意に答えるためにも今後もこの場で「いにしえの伊勢」を振り返っていきたいと考えています。
このページの史料はsadanaiが収集したものです。大半は「ヤフーオークション」で入手しています。当初は絵葉書が高くても1枚500円位でしたが、今は1000円ぐらいするようになりました。また、最近は「たとう(袋)」があるにもかかわらず、全てバラして1枚単位で売る傾向にあります。どのようなセットで売られていたかも重要だと思いますが、それが分からない状態で売られていることは、史料価値をなくすことにもなり、とても憂慮しています。
最後に、このページの画像・文章の引用はかまいませんが、出典を必ず明記下さいますようお願い申し上げます。
©2020 sadanai