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日蓮聖人誓いの聖跡
倭町に「日蓮上人誓いの聖跡」があります。日蓮が日蓮宗を開いた建長5(1253)年、関東へ行く途中、旧常明寺(倭町、廃仏毀釈により廃寺)に参籠し、境内の井戸で潔斎して
我 日本の柱とならん
我 日本の眼目とならん
我 日本の大船とならん
という、3つの誓いを立ました。
大正13(1924)年、(財)正法護持財団により上人の遺跡の聖域や井戸を整備修復し、誓願塔を建てられた。また、平成3年には新しく石造宝塔が建てられました。
日蓮聖人伊勢御霊跡復興工事現況
原寸:縦9㎝×横13.9㎝
印刷:不明
表面には「大正7年元旦」の挨拶文があります。従って工事開始から完成までかなりの長い時間をかけて整備されたと考えられます。
左:日蓮上人誓いの聖跡入口 平成19年8月21日撮影
中:聖跡外観遠景 令和2年8月15日撮影
右:聖跡外観全景(絵葉書とほぼ同アングル) 令和2年8月15日撮影
絵葉書には石垣がみられますが、右全景写真には見られません。しかし、中遠景写真墓地の奥には石垣が見られます。よって道路がかさ上げされたと考えられます。
左:聖跡内側全景 中:井戸 右:宝塔 令和2年8月15日撮影