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神都記念館(歴史館)

 神都記念館は、昭和五年開催の「御遷宮奉祝 神都博覧会」で建設された「歴史館」と「御物館」(博覧会後に「大礼記念館」と改称)とをあわせて「神都記念館」とし、市の観光施設として残されたものです。「歴史館」は、建国以来の重要史跡十八場面を立体的に表現し、電気照明を施した教育施設でした。「大礼記念館」は昭和天皇即位御大礼の際、京都御所春興殿に建てられた神楽舎が宮内省から下賜され、それを移転修築したものです。そして、昭和十八(一九四三)年三月市立青年学校として使用のため閉鎖されました(『伊勢市史』)

「神都歴史館絵葉書」 宇治山田市発行
発行所:絵画研究会
左 たとう(表)               
右 たとう(裏)
たとう原寸:縦14.3㎝×横10㎝

神都歴史館 たとう表 神都歴史館 たとう裏

絵葉書原寸:縦9㎝×横13.9㎝ 
左:表面
中:神都記念館(歴史館)全景
右:手力男命天岩戸を開きまつる    
神都歴史館 表
   
左:倭姫命宝剣を日本武尊に授けたまふ
中:神武天皇大和に入りたまふ          
右:中大兄皇子と藤原鎌足


左:和気清麻呂神勅を請ひ奉る         
中:菅原道真恩賜の御衣を拝す
右:伊勢の神風元寇をふきはらふ


左:楠公夫人その子正行を教訓す
中:豊臣秀吉の青年時代
右:徳川光圀の大日本史編修


左:赤穂義士其の主の讐を復す       
中:書斎鈴の屋に於ける本居宣長
右:明治天皇鳳輦を東京に進め給ふ         


左:大日本帝国憲法発布式
中:神宮御親謁鹵簿宇治橋(当時仮橋)御通過 
右:水師営に於ける乃木大将と、ステツセル将軍


左:昭憲皇太后の日本赤十字社病院行啓       
右:三笠艦上に於ける東郷大将


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