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豊川茜稲荷社

 豊川茜稲荷社は、伊勢神宮(外宮)神苑勾玉池池畔に鎮座し、地元の人々には「あこねさん」と呼ばれ親しまれています。創立は一条天皇の御世以前(986年以前)とされています。上古、この辺りを赤畝と称し、赤畝の社・赤うね明神とも称し茜社となったのは江戸期か明治初年であろうと言われています。
 古代より豊受大神宮の摂社として祭事を斎行されたと推察されていますが、世の移り変わりにより、山田七産土神の一つとされました。御神宝に獅子頭を有し、お頭神事の祭儀が現在も行われています。神域内に稲荷と称する岩窟があり、そこに宇迦之御魂を御祭神として祀られたのを豊川明神・豊受稲荷と崇め称えています。また、蛭子命は元豊川町字下馬所の祀られていましたが、明治42年2月に菅原神と共に茜社に合祀されました。

『伊勢神宮(外宮)神苑地勾玉池々畔 豊川茜稲荷社絵葉書』
たとう 原寸縦14.4㎝×横9.7㎝ 発行所:絵画研究会

豊川茜稲荷社絵葉書たとう

左:豊川茜稲荷社入口
中:豊川稲荷神社正面
右:豊川稲荷神社正殿
絵葉書原寸 縦9.1㎝×横14.1㎝
 

豊川茜稲荷社入口 豊川茜稲荷社正面 豊川茜稲荷社正殿

令和2年11月14日撮影



〔参考HP〕 
三重県神社庁 教化委員会 神社の紹介 「茜社」

        http://kyoka.mie-jinjacho.or.jp/shrine/%E8%8C%9C%E7%A4%BE/

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