宮川~外宮界隈 商店・施設
商品陳列所
商品陳列所は、当初津市の楷楽園公園内に「三重県勧業陳列館」設置されました。明治40(1907)年10月より公開され、大正10(1921)年4月に「三重県商品陳列所」と改称しました。
その後、山田駅(現伊勢市駅)前に新築移転することとなり、大正15(1926)年7月11日に落成式が行われました。 昭和10(1935)年に「三重県商工奨励館」と改称しましたが、昭和17(1942)年に三重県から宇治山田市に移管され、再び「三重県商品陳列所」となりました。
昭和19(1944)年3月に一時廃止され、市立女子商業学校に使用されました。戦後女子商業学校の移転後、昭和23(1948)年5月から11月まで厚生中学校の校舎として一時使用されました。昭和27(1952)年10月には「市立宇治山田観光物産館」として開館しましたが、昭和29(1954)年6月30日に閉鎖されました。そして、昭和43(1968)年4月30日に宇治山田駅舎の一部を借り上げて設置されていた消防本部が移転しました。神田久志本町の庁舎が完成した昭和46(1971)年5月1日まで使用されました。
伊勢名所山田驛通リ 原寸:長辺14.1㎝×短辺9.1㎝ 印刷:YOKKAICHI TSUNEKAWA
右:裏面 左:表面
伊勢山田神宮本通リ 商品陳列所(中央部)
原寸:長辺13.9㎝×短辺8.9㎝ 印刷:絵画研究会
左:裏面 右:表面